倫理的判断のための質問
これらすべての質問に 「はい」と答えられるなら、行動してください。

自分で判断するのが難しい事項は、倫理・遵法担当部署の意見を聞くことができます。

하나금융그룹 윤리경영 윤리헌장

グループ倫理綱領

ハナ金融グループは、企業活動全般において倫理的価値を最優先に考え、多様な利害関係者との信頼を築き、常日頃から自発的かつ倫理的な企業文化を育むことに取り組んでいます。グループの全役職員は、この倫理綱領を倫理的行動と価値判断の基準として熟知し、積極的に遵守しなければならず、責任をもってそれぞれの役割で最善を尽くさなければなりません。

第1章
お客さまに対する倫理

1. ハナ金融グループは、行動と判断の基準において、お客さまを最優先に考えます。

  • 1

    業務を行う過程でお客さまと利害が対立する場合、お客さまの利益を優先します。

  • 2

    お客さまの利益を増大させるために努力し、適切な管理者の注意義務をもってお客さまの資産と情報を安全に保護します。

  • 3

    お客さまの利便性を高めるために業務を改善し、デジタル技術を活用した金融サービスを幅広く提供します。

2. ハナ金融グループは、誠実性と専門性をベースにお客さまとコミュニケーションします。

  • 1

    専門性の高い業務能力で、お客さまの多様な意見を積極的に取り入れ、お客さまからのご指摘を迅速かつ正確に解決するために取り組みます。

  • 2

    お客さまに対し、正確な説明で適切な商品とサービスの勧誘を行い、不公正で不当な営業活動や虚偽・誇大広告は行いません。

第2章
役職員の倫理

3. ハナ金融グループの役職員は、相互尊重と配慮を意識して行動します。

  • 1

    出身や性別など、いかなる理由でも差別も行うことなく、多様性を尊重するインクルーシブな文化を育んでいきます。

  • 2

    業務などに関連して、立場または関係などの優位性を利用して身体的・精神的苦痛を与える職場内での嫌がらせや、性的な屈辱感または嫌悪感を感じさせるようなセクシャルハラスメントを禁止します。

  • 3

    倫理綱領に違反した場合、当該行為に対する責任を問われる可能性があることを理解し、リーダーにはより厳しい基準が適用され、厳しい責任が問われます。

  • 4

    法規や倫理綱領に違反する行為を強要されたり、そのような不当な行為を認知した場合には、倫理または遵法担当部署に情報提供します。

  • 5

    相互尊重とコミュニケーションに基づいて協力し、公正な方法を用いてグループ全体の発展を図ります。

4. ハナ金融グループの役職員は、忠実で透明性のある姿勢で業務を行います。

  • 1

    公私を明確に分けて業務を行い、会社と利害が対立する場合は会社の利益を優先します。

  • 2

    役職員を含む全ての利害関係者との間で、金銭や贈り物などの有形・無形の利益を受け取ったり求めたりせず、借入や保証などの私的な金銭取引を行いません。

  • 3

    業務の際に必要な経費は、正当な目的で適切に使用し、透明性のある形で管理します。

  • 4

    お客さま・会社・役職員などの情報は、関連法規で許されている目的のためにのみ収集・活用し、徹底した保護措置を講じて安全に管理します。

  • 5

    業務上取得した内部情報や未公開の重要情報を私的に利用したり、第三者に提供したりしません。

  • 6

    商号を含むすべての有形・無形の会社資産を、正当な目的にのみ透明性のある形で使用し保護します。

  • 7

    競争力と専門性を確保するための自己啓発を継続的に取り組み、業務に関連する法規を正確に熟知・遵守します。

5. ハナ金融グループの役職員は、対外活動の際に正当な手続きに従い、バランスの取れた視点に基づいて倫理的に行動します。

  • 1

    会社または業務に関連して外部の媒体と接触する場合や、やむを得ず外部組織の兼職をする場合には、会社が定める手続きを遵守します。

  • 2

    会社内では政治的活動をせず、業務を行う過程では政治的中立義務を遵守します。

  • 3

    匿名性に基づくデジタル環境において、他人の名誉を毀損する恐れがある虚偽の情報を流したり、差別やヘイトスピーチをしたりするなどの非倫理的な行動をせず、ソーシャルメディアを責任をもって使用します。

第3章
役職員に対する倫理

6. ハナ金融グループは、役職員の人格を尊重し、公正に扱います。

  • 1

    役職員の能力や資質に応じて多様で平等な機会を提供し、専門性と業務能力の向上につながる適切な自己啓発の課程を運営します。

  • 2

    公正な基準に基づいて役職員を評価し、合理的な褒賞を行います。

7. ハナ金融グループは、役職員の勤務環境に配慮します。

  • 1

    役職員が仕事と生活のバランスを保ちながら自己実現を叶え、家族と一緒に幸せに暮らせるように努めます。

  • 2

    内部告発者の秘密を徹底的に守り、内部告発による不利益を禁止するなど、積極的な保護措置で内部告発制度の信頼性を高め、実効的に運用します。

  • 3

    安全・保健に関する諸法規を遵守し、安全で快適な勤務環境づくりに努めます。

第4章
株主に対する倫理

8. ハナ金融グループは、株主の権利と利益を尊重します。

  • 1

    すべての株主を公正かつ平等に扱い、株主全体の利益のバランスを考慮します。

  • 2

    株主の正当な要求と提案を尊重し、株主価値の向上に努めます。

9. ハナ金融グループは、経営情報を正確に記録し、透明に公開します。

  • 1

    国際会計基準(IFRS)に従って会計資料を正確に記録・管理し、会計処理の統一性と客観性を確保します。

  • 2

    株主に必要な情報を関連法規に従って適時かつ正確に提供します。

第5章
社会に対する倫理

10. ハナ金融グループは、企業活動を通じて社会的責任を果たし、社会的価値を生み出します。

  • 1

    「ハナ金融グループ人権宣言文」をもとに、グループのすべての利害関係者の人権を守り、改善することに努めます。

  • 2

    金融商品・サービスを提供する全過程において、環境への影響を幅広く考慮します。

  • 3

    地域社会とその構成員の社会的・経済的価値を高めるために、社会貢献をはじめとする多様な活動を展開します。

  • 4

    多様性を包容しながら企業活動を行い、グループのグローバルネットワークにおいて現地の文化や法令を尊重します。

11. ハナ金融グループは、企業活動を通じて国と社会の発展に貢献します。

  • 1

    雇用創出と誠実な納税で国の経済発展に貢献します。

  • 2

    寄付金は、諸法規を遵守して透明性のある形で寄付します。

第6章
協力会社・競合会社に対する倫理

12. ハナ金融グループは、協力会社との倫理的な関わりを大切にします。

  • 1

    優位な立場を利用して協力会社に不当な要求をすることなく、適切で透明性のある手順に従い公正に契約を締結します。

  • 2

    相互尊重に基づく倫理的な文化を積極的に共有し、共に成長するために協力します。

13. ハナ金融グループは、市場の望ましい競争秩序を尊重します。

  • 1

    公正取引関連法規を遵守し、正々堂々と競争します。

  • 2

    企業間の公正で自由な競争を通じて、市場経済秩序の確立に貢献します。